こんにちは。花子です。
まずは詩です。
「あなたへ」
私はただあなたに元気になってほしいと願っているのです
自分のことは自分にしかできません
自分に合ったやり方を見つけてください
あなたはあなたのことをすべきだし、私は私のことをすべきなのです
家族4人思いやりを持ち合って、楽しく幸せにやっていけることを願っています
みんなが可能な限り元気で、苦しいなりに楽しく、しっかりと現実を見据えて生きていけるように努力します
お互いに自分のことに専念できるようにしましょう
ただ自分のことは自分じゃないとどうにもできないということを分かってほしかったのです
人に何かをしてもらうことよりも自分が何をするかを第一に考えてほしいと思ったのです
人に自分の不安を消してもらおうと思っても、誰も消すことはできません
自分で作り出したものなのです
自分の感情は自分で作り出したものなのです
不安に思わせるような状況を作り出したのはあなたじゃなくても、不安な気持ちはあなたの中から湧き上がってくるものなのです
誰かが不安な気持ちをあなたの中に無理やり植え込んだのではありません
あなたの中で生まれてくるのです
それをそのままにしておくのも消してしまうのもあなた次第です
あなたの中には誰も入り込めません
だから誰もあなたの中にある不安な気持ちを消すことはできません
ひとりひとりが自分にできることをするよりほかにないのです
みんな自分にできることは精一杯やっています
あなたはあなたにできることをやってください
無理なことはしないでください
無理なことをやろうとしても無理なのです
できなくて悲しくなるだけです
そうやって悲しんでいる間にできることがあったはずなのに
確実にこれはできるということをやるようにしてください
それだけで生きていけるようになっているのです
自分が何を望むか考えて、それに向かって努力すればいいのです
不幸な未来を望むなら、未来は絶対に不幸だと思えばいいのです
幸せな未来を望むのなら、未来は絶対に幸せだと思って、そうなるように努力すればいいのです
生きている限り何もしない状態になんかなれません
いつでも何かしらしているのです
その行動を不幸に向かってするのか、幸せに向かってするのか、よく考えてください
自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを現実的に考えて、それに向かって努力するのです
できもしないことばっかり考えても時間がもったいないだけです
現実をしっかり見て、自分には何ができるのかを考えてください
自分には何ができて何ができないのか、余計な考えはなしにして、そのままの姿を見てください
そして自分にできることを精一杯しましょう
そうやってあなたと一緒に幸せな人生を送れることを願っています
詩はここまでです。
次はいつものです。
またずっと寝ていました。この時の食事は温かいドロッとしたカスタードクリームのようなものだったり、もう覚えていませんがもうひとつ何かあったような気がします。それとエンシュアという飲み物が毎回ついていました。エンシュアにはバニラ味とコーヒー味がありました。私はどちらかと言うとバニラ味が好きでした。
しかしこの頃の私は幽霊のいやがらせがひどくて、口の中も変になり、飲み込みがほとんどと言っていいほどできませんでした。決して薬の副作用ではありません。こう言うとやっぱり病気なんだと思われるかもしれませんんが、本当に幽霊の仕業だったのです。たとえそれが病気から出てきたものだったとしても。
この飲み込みが悪い人用の食事でも満足にとれず、すぐに部屋に戻っていました。幽霊のいやがらせが酷すぎたのです。
歯もなかなか磨けていなかったのですが、看護師さんに誘導されて、時々は磨いていました。歯ブラシに歯磨き粉をつけていたら、担当の看護師さんが
「もうちょっとつけようねー」
と言ったことを覚えています。今でも歯磨きの時によく思い出します。歯磨きの時足がガクガク震えていたことも覚えていることのひとつです。こんな状態で歯を磨かせるなんてと看護師さんをほんのちょっと恨んだりしました。
しばらくの間点滴で薬と栄養を入れてもらっていました。リントン(ハロペリドール)という薬を入れられていたのですが、よだれが垂れたりするようになりました。幽霊のいやがらせと薬の副作用とでドロドロの状態にありました。これらはすべてリントンの副作用と思われていたみたいです。だから看護師さんが
「今先生が薬抜いてくれてるしね」
と言っていました。薬を抜くために水分をとった方がよかったみたいですが、私はあまり飲めていませんでした。すると先生が
「なんで水分取らないんですか?」
と訊いてくるので、私は心の中で
「縛られているからです」
と思いましたが、口にはしませんでした。
「しんどいからですか?」
と訊かれたので、私は
「はい」
と答えました。
今日はここまでです。
最近の幽霊さんは、料理している時に左足を震わせてきたり、食事中に手を休めていたら右手が震えています。それとこの季節がまたやってきました。全身のガクガクです。寒かったらそれに便乗して、全身をガクガク震わせてくるのです。寒いからだろう、と思われそうですが、ただ寒いだけとは全然違うのです。今年は去年よりましになっていることを願います。