幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

母の実家からの野菜で料理を。マクドナルドでK君を待つ。

 こんにちは。花子です。

 

 また母の実家から荷物が届きました。伯父さんが畑をやっているのですが、そこでとれた野菜が主でした。大量のたまねぎと大量のじゃがいもと小さなかぼちゃが1つでした。たまねぎとじゃがいもを消費するために、次の日からたまねぎとじゃがいもを使った料理をすることになりました。

 1日目はエスニック肉じゃがです。みじん切りにしたたまねぎなどと一口大に切ったじゃがいもをカレー粉で味をつけて、圧力鍋で調理するのです。これでだいぶじゃがいもが減りました。それと母がチーズスープというのを作ってくれました。これでたまねぎを消費しました。

 2日目はかぼちゃとひき肉の炒め煮とポテトサラダです。かぼちゃを鶏ひき肉と炊いたのですが、かぼちゃはすっと包丁が入るほど柔らかく、まだ中の色が薄くて、それほど美味しくありませんでした。かぼちゃはある程度成長したやつの方がおいしいようです。ほうれん草などは赤ちゃんのうちが美味しいらしいのですが。そしてポテトサラダです。これも圧力鍋で作りました。これでまたじゃがいもを消費できました。それと私は切っただけですが、紫たまねぎを薄くスライスして、ポン酢をかけて食べました。

 3日目は豚ヒレ肉のサワークリーム焼きとたまねぎサラダです。主に母が作ったのですが、豚肉をバターで焼き、電子レンジで火を通して皮をむいて切ったじゃがいもと耐熱容器に入れて、サワークリームをかけて、オーブンで焼くのです。じゃがいもが小さかったから量が少ないような気がしましたが、他にもおかずがあったので、ちょうどよかったです。たまねぎサラダはドレッシングから作りました。父に紫たまねぎをすり下ろしてもらって、酢と塩と油で作りました。油の量は控えめにして、体に良いようにしました。市販のドレッシングは相当油を使っているようです。気をつけなければ。

 とりあえずこんな感じでもらった野菜を使っていたら、だいぶ減ってきました。たまねぎは欠かさず味噌汁に入れるし、じゃがいももあとわずかです。料理を考えるのは大変ですが、送ってきてもらって助かります。これも祖母が生きてる間だけだと思うので、大事にしたいです。

 今思い出したのですが、マンゴーも送られてきました。母と2人で食べたのですが、ものすごく美味しかったです。また食べたいけど、もう無理でしょう。あの味が忘れられません。

 

 さて、いつものです。

 K君が私の中に入っていると思っていた状態で、家から2番目に近いコンビニに行きました。この時はまだK君がそんなに悪さをしていないと思っていたので、優しく話しかけながら商品を選んでいました。そうしてK君との買い物を楽しんでいました。

 この時も私が頭の中でK君に話しかけているつもりになっていたら、幽霊は首を振ったり笑ったりしていました。それでK君と通じ合っているのだと思っていたのです。そんな感じでK君とは良いこともあったように思っていましたが、この時幽霊がやっていたいやがらせはすべてK君がやっているのだとも思っていました。

 コンビニではヨーグルトとかを買って、家に帰りました。

 こんなに頭の中で会話ができるのなら、実際に会えるんじゃないかと思うようになりました。会えば何かが変わると思いました。いやがらせがなくなると思ったのだと思います。とにかく会わねばと思うようになりました。

 なんとなくマクドナルドぐらいがいいんじゃないかと思いました。あそこならたぶんK君も知っているだろうし、ちょうど良いと思ったのです。頭の中でK君に

「明日午前10時にマクドナルドで会いましょう」

と言いました。これで会えると思いました。

 翌日そのマクドナルドに行きました。何かを食べながら待ちました。

 この時私の中でK君はいやがらせをしてくる悪いやつになりつつありました。だからK君とは性的快楽を共有したくないと思っていました。他の人となら一緒に気持ち良くなってもいいと思っていたのです。それに私の頭の中は性的なことでいっぱいだったので、この時ちばぎんさんと性行為をしている想像をして、K君をからかっているつもりになっていました。ちばぎんさんが私の隣の席に座っていて、私がその上に乗っかって、喘いでいる妄想をしていたのです。

 もうK君には気持ち良いことはさせまいと思っていました。たぶんこの頃は幽霊のいやがらせをすべてK君のせいにしていたからだと思います。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんは大して変わりありません。私が思ったことに首を振ったりしているし、手足の震えや変な顔にさせられたりしています。私が幽霊さんに出て行くか訊くと、幽霊さんは首を縦に振ります。そのくせ本当に出て行くかというと、なかなか出て行きません。でもいつかは出て行ってくれると信じて毎日を過ごしたいと思います。