幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

母の実家から豆などが送られてきた。センジュさんと強くつながる。

 こんにちは。花子です。

 

 この前、母の実家から荷物が送られてきました。中身は豆とお菓子です。前にも書きましたが、母の実家はお寺なので、お菓子などのもらい物が多いのです。豆は伯父さんが畑をやっているので、そこでできたものです。

 今はダイエット中なのですが、お菓子がおいしそうだったので、ちょっと食べてしまいました。主にせんべいだったのですが、特にチーズクリームを挟んだ薄いえびせんがおいしかったです。初め見た時、緑や青の毒々しい色だったので、どんな味がするのだろうと不安でしたが、おいしいえびせんでした。えびせんとは知らず、何か甘いお菓子なのだと思っていました。いい意味で期待を裏切られました。食べていると、そう言えば前にも食べたことがあるなぁと思い出してきました。でも前みたいに何枚も食べるのではなくて、数枚で我慢しました。前は本当によくお菓子を食べていました。今はそれほど食べなくなりました。お菓子を送ってくれるのはありがたいですが、目の前にあるのに食べられないという状態になるのがつらいです。でも送ってきてほしいです。

 豆はそらまめとうすいえんどうとスナップえんどうの3種類でした。豆をさやから出すのは一緒にやったのですが、料理は全部母がやってくれました。そらまめは醤油で炊いて、うすいえんどうは豆ご飯に、スナップえんどうは塩で炒めました。どれも取りたてでとてもおいしかったです。実は私はグリンピースがちょっと苦手なのですが、母の作った豆ご飯ならおいしく食べられるのです。祖母にありがとうの電話をするのは私の役目なのですが、私が祖母に「お母さんそらまめ好きだから」と言うと、祖母は「あら、そうなの」と初めて知ったかのように言っていました。母は「娘の好みも知らないのか」と憤っていました。豆は2日でなくなりました。また送ってくれてもいいです。

 

 さて、いつものです。

 ある時またセンジュさんが入ってきている気がしました。気持ち良くなったので、私は四つん這いになり、センジュさんが後ろから突いてる感じで、2人で性行為をしているつもりになっていました。四つん這いになっていたら、幽霊が私の腰を前後に動かすのです。それでよけいに性行為らしさが出ていました。センジュさんもどこか遠く離れたところで気持ち良くなっていると思っていました。

 そうしていると幽霊が私の手を使い、鏡を持たせて、私の顔を鏡に映そうとしていました。私はあまりの気持ち良さに目をつぶろうとしたのですが、幽霊はそれを許さず、目を開けさせて私の顔を見ようとしました。私はそれはセンジュさんが私の気持ち良くなっている顔を見たいと思っているからやっているのだと思いました。この時それまでにないくらい気持ち良くなりました。

 この行為の後、2人はつながりをより強くした感じがあって、うれしくて笑っていました。2人というのはセンジュさんと私だと思っていたのですが、本当は幽霊と私でした。

 部屋を移動して、父が借りてきたキース・リチャーズの自伝をセンジュさんと2人で見ているつもりになって、2人だけで快楽に浸ったような気がしていました。

 それからコンビニに行って、白い液体(たぶんドレッシング)が入ったサラダを買いました。すると幽霊はその白い液体を見て笑うのです。私はそれをセンジュさんがその白い液体が精液に見えて、いやらしい気持ちになっているからだと思いました。お風呂に入っている時も、シャンプーを見て幽霊が笑いました。これもまたセンジュさんがいやらしい気持ちになっているのだと思いました。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはあまり出てこなくなりました。いなくなるのでしょうか。一生一緒だと覚悟したらいなくなるのでしょうか。本当は幽霊さんには消え去ってほしいです。でも仕方ないのです。病気とは一生付き合っていかなければならないのですから。またしんどくなっても、私はひとりではありません。仲間と共に乗り越えていきます。今は家族に甘えられるだけ甘えて生きていこうと思います。いつかはひとりになるのですから。