幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

時々私をやめたいと思う。阿部さんにキスしてほしかった。

 こんにちは。花子です。

 

 最近調子が良かったのに、またちょっとしんどくなってきました。このブログも今週はお休みにしようかと思ったのですが、やっぱり書いてみます。

 調子が良かった時は毎日ストレッチと体操をしていました。あとYouTubeで見たO脚を治すスクワットもやっていました。節約のためにお菓子もあまり買わなかったのですが、今はポテチが食べたくて食べたくて仕方ありません。

 もう何もかもやめてしまえばいいのでしょうか?息をするのも、食べるのも、内臓を動かすのも、もう全部やめたらいいのでしょうか?でもそうしたら何が残るのでしょうか?私の死体だけが残るのでしょうか?そんなことまだまだ先の話なのに。

 別に死にたいというわけではありません。ただ昔のように能天気に生きられないのがちょっとつらいだけです。私は生きたいのです。楽に生きたいのです。でもそれを邪魔するヤツがいます。それは実は私なのです。私がこんな私だから、つらくなったりするのです。私が私をやめられればどんなに楽でしょう。でもそうしたらこの世に私はひとりもいなくなります。ここにいるのは私じゃない誰か?だったら私はもうこの世にいないのでしょうか?

 でも実際には私はここにいます。息をしています。食べます。内臓は勝手に動いています。私は私として生きているのです。それは悪いことではありません。私は自分を嫌いなわけではないのですから。ただちょっと自分じゃない自分に時々憧れるというだけだです。

 あの人みたいになりたい、そう思う時私は自分を否定してしまっているのでしょうか?私の嫌なところを数え上げようとしても大してありません。もっと体力があって、頭も良くて、要領よく生きられたらとは思いますが、それぐらいです。いいところはいっぱいあります。自分で言うのもなんですが、優しいし、料理はできるし、人の気持ちを推し量ることはできるし、覚えるのが早い(と言われた)し、努力家(だと思いたい)し、まあ色々です。自分を否定することはないのです。

 できる時もあればできない時もある、それが人生なんじゃないでしょうか?私も無理せず自分のペースで生きていこうと思います。生きてたらなんとでもなります。自分にとっていい生き方がしたいです。

 

 さて、いつものです。

 ある時阿部さんに

「私と結婚したい?」

と頭の中で訊くと、首が縦に振れました。この時私は阿部さんとも空間を超えた性行為のようなものができていると思っていました。だから阿部さんが私を気持ち良くさせてきているのだと思い、それがさっきの答えなのだと思いました。阿部さんが結婚しているのを知ったのはまた後のことです。

 それからなんでできると思ったのかは分かりませんが、阿部さんに

「キスして」

と頭の中で言いました。性行為ができるならキスもできると思ったのでしょうか。とにかく必死に

「キスして」

と訴えていました。たぶんもっと気持ち良くなりたかったのだと思います。

 すると幽霊は横になって仰向けになっていた私の体をこわばらせ、細かく体を震わせてきました。私は上の遠くの方に阿部さんがいるように思って、そこから降りてきて私にキスしてほしいと思っていました。でも私の思いは届かず、幽霊のいやがらせもなくなって、諦めたのだと思います。

 幽霊が入ってくる前はよくヨガをしていました。幽霊が入ってきてからはそれどころじゃなくてやっていませんでしたが、この頃またちょっとやってみようと思い、やってみました。すると私の中に入っていた幽霊が笑うのです。私はこれをちばぎんさんあたりが入ってきて笑っているのだと思いました。私は真剣にやろうとしていたのに、笑わされるからできませんでした。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはまたちょっとひどくなりました。寒かった時に全身をガクガク震わされるのです。これからの季節また頻繁にあるでしょう。まだそんなに寒くないのにあの震えだったら、本当に寒くなったらどうなるのでしょう。怖いです。でもできる限り無視しようと思います。それぐらいしか私にできることはないのですから。