幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

誰もいない土手で鳥と遊ぶ。幽霊さんがの子さんのフリをして私の思うことに反応する。

 こんにちは。花子です。

 

 この間まで母といつも散歩に行っている川沿いの土手にサギがいて、両手を広げてスキップしながら追いかけると、「グエー」と言いながら逃げていきました。それが楽しくて、見つけるたびにやってたら、それが原因かは分かりませんが、最近は見かけなくなりました。最初は私ひとりで散歩している時に、誰もいない道なので、ちょっとからかうつもりでやっただけなのですが、それを母に言うと、母がそれにはまってしまって、見るたびに母とふたりでサギを追いかけていました。それもサギが一回別の場所に移ったら終わりではありませんでした。ちょっと離れた場所に行っても、また追いかけて行き、向こう岸に行っても追いかけるフリをして、本当に遠くに行くまで、しつこく追いかけていました。サギにはちょっと悪いことをしたかなと思うのですが、また出会ったらきっと同じことをしてしまうでしょう。

 昨日もまたいつもの土手で、今度は水鳥をからかうことにしました。木の枝を拾って、水鳥に向かって投げましたが、届かず、水鳥からは何の反応もありませんでした。もう一度木の枝を拾おうとしたら、それは木の根っこで、ひっぱっていたらなぜか水鳥たちがバタバタと飛んで行きました。その根っこは諦めて、最後にもう一回木の枝を投げることにしました。ですが、水鳥たちがいるところには木が生えていて、その木の間から木の枝を投げようとしたのですが、枝を投げるとその木に引っかかって、水鳥の方へは届きませんでした。この時私と母は大爆笑でした。鳥で遊ぶのは良くないけど、ものすごく楽しかったです。人がほとんどいないので、できたことなのでした。

 

 さて、いつものです。

 家に帰ってまたしばらくは家にいました。パソコンばかり見ていました。この頃父母は仕事場に、兄はアルバイトという感じだったので、家には私ひとりしかいませんでした。だから好き放題やっていました。主に自分の部屋にいたのですが。

 この頃私が頭の中での子さんに話しかけると、首が勝手に縦に振れました。本当は幽霊がやっていたのですが、そうとは知らず、の子さんが私に同意しているのだと思っていました。また私が何か語りかけ、ここはの子さんがイエスと言うだろうなと思った時は、私が私の意志でうなずいたりしていました。そうしたら幽霊は笑っていました。時には笑いながら首を横に振ったりもしていました。

 の子さんが入ってきたと思った時から私はほとんど声を出していませんでした。だからの子さんに私は声を出せないと思われているのではないかと思っていました。実家暮らしですから、無闇に声は出せませんでした。自分の部屋でひとりでしゃべるなんてもってのほかです。だから私はの子さん達に言いたいことがある時は、声を出さずにひそひそ声で言ったりしていました。まあもっぱら頭の中だけで言っていたのですが。

 神聖かまってちゃんの配信動画を録画で見ていました。きゃりーぱみゅぱみゅのブログも見ていました。どちらも見れば、私の人生に対する何らかのヒントになるのだと思っていました。

 きゃりーのブログには写真がありました。それを見たら、なんだかきゃりーの顔が泣いた後みたいに見えました。その写真は私が精神的にすごく苦しんでいた時のものでした。私はきゃりーが私が苦しんでいることを知って、一緒に泣いてくれていたのだと思い込みました。きゃりーのブログを全部見れば何かが分かるのだと思って見ようとしましたが、それどころじゃなくなりました。今から思えば何を分かろうとしていたのか分かりません。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんは、毎回同じことになりますが、寒いと全身がガクガク震え、料理中には左足が震わされるし、顔の表情が変えられることもまだあります。この前夢の中でも

「幽霊さんには早く死んでほしい、いなくなってほしい、いやがらせをやめてほしい」

と唱えていました。ただそんなに悪くなってるわけでもないのです。希望はたぶんあると思います。あと2年ぐらいしたら何か変わってるんじゃないでしょうか。変わっていてほしい、、、。