幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

私の中の宇宙について。スピリチュアルな力を得たという妄想。

    こんにちは。花子です。

 

    2ヶ月ぐらい前からダイエットをしているのですが、成功しています。とうとう62キロになりました。前は絶対に甘いものは食べないと誓っていたのですが、最近はちょこちょこ食べてます。それでも減っているのは、やはり酢キャベツのおかげでしょうか。基本的にきちんと食べるのは夕食だけなので、夕食前に酢キャベツを食べるようにしています。この前友達にも教えてあげました。いいこと聞いたと喜んでくれていました。まだまだダイエットを続けて、54キロぐらいまで落としたいです。

    最近母とアニメを見ていました。「xxxHOLiC」です。なんでも願いを叶えてくれるお店に妖(あやかし)が見える男子高校生が迷い込んで、そこでアルバイトをするはめになるという話なのですが、とてもおもしろいです。妖怪とかが出てきて、不思議な感じの話もあるのですが、人間の心理を細かく描き出している話もあって、母と夢中になって見ました。また続きが見たいです。

 

    さて、いつものです。

    いつ幽霊が入ってきたのかはっきりしないのですが、これがはじめなんだと思います。それは私の中の宇宙を見てあるアーティスト達が曲を書いていると思い込んでいた時のことです。

    私はこの時私という宇宙があり、その中に色んな人がいるのだと思い込んでいました。デーモン・アルバーン、スティング、チック・コリア中田ヤスタカさん、そしての子さんです。その人達の曲は私の宇宙を見て書かれたものだと思っていました。その他にもダイアーストレイツも私の宇宙から曲を取り出しているのだと思っていました。

    スティングの曲を聴いて、いつかは私はこの人達と会うことになるのだと思ったこともありました。スティングの曲で7人の兄弟の歌があって、それを聴いて、誰かは分かりませんが、7人の人と会うことになるのだと思っていたのです。その7人が誰かということは考えていましたが、今ではもう誰なのか忘れてしまいました。

    中田ヤスタカさんのプロデュースするパフュームの曲の歌詞の中に「ケイタイ握りしめて寝るくせついたよ」というのがあって、私はそれをむりやりこじつけて、ケイタイにの子さんからの電話を待っていた時と重ね合わせたりもしていました。今聴くと私とは何ら関係のない曲なのですが。

    そうして私がやっていたこと、やっていること、これからすることを歌詞に書いているのだと思っていました。それが私の中の宇宙を見ることだと思っていました。過去、現在、未来、それらすべてが私の中の宇宙につまっていて、それを見て曲が書かれていると思っていたのです。なので私がこれからすべきことも、曲を聴けば分かるのだと思っていました。

    そのデーモン・アルバーンとの子さんが隣にいると思い込み、その2人とどこか洞窟の中を歩いているような気になって、部屋の中で足ぶみをしていました。両脇に壁があるのを確かめるように歩いているつもりになっていました。私はこの時、何か特別なスピリチュアルな能力を得たように感じていて、どこかの洞窟を本当に歩いていると思っていたのです。洞窟の奥まで来たと思い、たまごらしきものをスティングがくれたと思い込み、そのたまごらしきものを両手で受け取って、スティングのほっぺにキスをしているつもりになっていました。

    すべてが私の妄想だけではありません。幽霊が私の体を動かしていたのです。私はそうとは知らずに、本気でこの出来事があったのだと信じ込んでいました。

    今日はここまでです。こんな妄想はまだまだ序の口です。これからもっと妄想が膨らんでいきます。

 

    最近の幽霊さんですが、またちょっと出てきました。先週もデイケアに行ったのですが、終わりの方でちょっと危ないなと思っていました。幽霊さんは疲れていたら出てきやすいのです。それでも大丈夫かなと思って、友達をお茶に誘いました。でもあまり大丈夫ではありませんでした。顔が変になりそうなのを必死に抑えて、何食わぬ顔で話をしていました。病気に理解ある友達なので、言ってもよかったのですが、言えませんでした。幽霊さんに私の人生の邪魔をされたくないのです。でもその幽霊さんも家に着くころにはおさまっていました。これからもこんなことを繰り返して徐々にいなくなっていくのでしょうか。そう願いたいです。