幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

障害者の芸術祭を見に行く。手の指に色んな人の魂が宿る。

 こんにちは。花子です。

 

 前に障害者の芸術祭に作品を出すと書きましたよね。その芸術祭に母とふたりで行ってきました。あれだけの力作なのに私は何の賞もとれませんでした。同じデイケアで同じく書道で作品を出した人は、優秀賞をとっていました。やっぱり書道の部門なだけあって、書がうまくないと賞はとれないのでしょう。その人は自分ではうまいと思わないらしいですが、とても書道が上手なのです。その人からは慰めの手紙をもらいました。でも難解で、何回も読んでやっと言いたいことがなんとなく分かりました。返事を書いたのですが、あまり反応がありませんでした。読みやすいとかうまく書けてるとか、言ってほしかったです。

 会場に行って書道から見始めていると、声をかけられました。見るとデイケアにボランティアで来ている書道の先生でした。ちょっとだけ書道を一緒に見て、解説をしてくれていました。それから別れて見て、私達より先に帰って行きました。私は書道はそれほど得意ではないので、もうたぶん書道の作品は出さないと思います。

 見終わってから昼食をとりにおそば屋さんに行きました。そばと焼きたらこおにぎりを食べました。そばが600円でおにぎりが150円でした。おいしかったのでまた行きたいです。そのあとフランス人のやっているパン屋さんに行って、クッキーとコーヒーを食べました。

 それから電車賃を節約するために、3駅ぐらい歩こうと言って、川沿いの道を歩きました。思ってた駅に着いたのですが、なぜかまた歩くことになって、川沿いの道を歩いていました。もう限界だというところで、駅が見えてきたので、切符を買い、ホームに入ると、人身事故で電車が動かないと言うのです。仕方なく返金してもらい、バスに乗りました。すると違う鉄道の駅に着いたので、そこから電車に乗って帰りました。

 色々ありましたが、すべてうまくいったような気がして、とても楽しかったです。またこの日行ったあたりを母と散策したいです。

 

 さていつものです。

 ソウヘイさんをすっかり忘れた私は、家での子さんのツイッター神聖かまってちゃんの配信動画を録画で見たりしていました。この時も幽霊に体をガクガク震わされたり、性的に気持ち良くならされたりしていたと思います。幽霊だとは思いもよらず、これは私との子さんがつながっているから起きるのだと思っていました。少し前までは体の震えはの子さんが震えているからだと思っていましたが、このあたりではそういう意味付けはなく、なぜなると思っていたか今では忘れてしまいました。でも性的な快楽はの子さんと性行為をしているつもりになって感じていました。

 そんな中私はまたとんでもない思い込みをすることになります。机に向かってパソコンを見ていました。すると指がトントンと叩くように動くのです。私はそれは誰かが私に何か言いたいことがある時になるのだと思いました。例えば右手の人差し指が動くとします。そうしたらその時は神聖かまってちゃんのみさこさんが私に何かを伝えようとしているのだと思ったのです。

 そこで私は私の指に宿っている人が言いそうなことを頭の中で想像して、その人が本当にそう言っているのだと思い込みました。幻聴として聞こえたわけではありません。あくまでも私の妄想です。幻聴は本当に聞こえるらしいのですが、私の場合は自分で作り出した言葉を誰かが言っているように勘違いしただけでした。

 手の指10本すべてに誰かがいるような気がしていました。誰かというのは、神聖かまってちゃんのみさこさんとちばぎんさん、の子さんの元カノさん、の子さんとデート配信をしていた干物さん、なぜかダウンタウンの浜田さん、きゃりーぱみゅぱみゅ沢尻エリカさん、ブラーのデーモン・アルバーン、スティングなどでした。

 デーモンとスティングはイギリスの人なのですが、私の世界に入ってきたら、現実世界では使う言葉は違っても理解し合えるのだと思って、2人の言いそうな言葉を想像したりしていました。私はこの2人といつか会えると思っていたので、

「いつか会いましょう」

とか言われているような気がしていました。

 今日はここまでです。今日は新たな妄想の始まりです。

 

 最近の幽霊さんは毎日全身をガクガク震わせてきます。寒いと幽霊さんが出てきやすいのです。この前はもうほとんどおさまっていたと思っていた足の震えが、また復活しました。今日もキーボードを打ってたら、なぜか笑わされたし、本当に気持ち悪いのです。なんて思っても出て行ってくれる気配はないし、悲しいです。幽霊さんがいなくなる日は本当に来るのでしょうかねぇ。