幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

母の実家から荷物が届いた。スケッチブックに思いを書けば、の子さんにも伝わるはず。

    こんにちは。花子です。

 

    この前、母の実家から宅配便が届きました。母の実家はお寺で、お彼岸やお盆、正月にもらった物のおすそわけをくれるのです。中身はたいていほとんどがお菓子ですが、それにインスタントコーヒーや海苔、あとはおじさんが畑をやっているので、野菜などです。今回の野菜はさつまいもでした。お菓子はあっと言う間になくなります。なんかぱくぱくっと食べてしまうのです。それに父が甘い物が好きで、誰よりもよく食べます。この前のお盆の時には、小さな水羊羹がたくさん送られてきたのですが、毎日数個ずつ、ほとんどひとりで食べきってしまいました。ちょっと父の体が心配ですが、今のところ元気です。

    最近、午前中買い物とちょっと早いお昼ご飯で、帰ってゆっくりしてからまた散歩、という感じです。それから晩ご飯を作っています。でも昨日は晩ご飯は父の当番だったので、母と夕方にゆっくり散歩に行けました。散歩ついでに、今度母がエコーをとってもらう予定の医院を見に行きました。母は胆石で何年か前に手術をしているので、大きな病院で毎年エコーをとってもらっていたのですが、もうほとんど大丈夫だろうということなので、小さな医院に移ることになったのです。本当に小さなところで、大丈夫かなという感じですが、エコーだけなので大丈夫でしょう。今度行くのは1月ごろです。

 

    さて、いつものです。

    正確な時期は忘れましたが、ここで書いておこうと思います。ニコニコ生放送神聖かまってちゃんライブ配信がありました。それを最初の方だけ見たのですが、ライブ直前にの子さん達が画面に向かって何か言っていました。私はそれを私に言っているのだと思い込みました。神聖かまってちゃんのちばぎんさんが出てきて、私に語りかけているのだと思いました。今から思えば画面の前のみんなに語りかけていたのだと思います。この配信は最後までは見ませんでした。

    体に異常が出ていました。全身がガクガク震えるのです。この時私はの子さんと同じ動きをしているのだと思っていたので、私が震えているということはの子さんの体が震えているのだと思っていました。私は震えの止め方を知っていて、それをの子さんに教えてあげているつもりになっていました。実際には私だけが幽霊によって震わされていたのですが。

    さらに私は文字を書けばの子さんの手も同じ動きをして、私の思いがの子さんに伝わるのだと思い始めました。だから大きなスケッチブックに自分の思いを書いていました。この時私の右手がの子さんの左手、私の左手がの子さんの右手にそれぞれつながっているのだと思っていました。私は右利き、の子さんは左利きなのですが、2人の利き手どうしがつながり合っているのだと思っていたのです。

    はじめは私が思いを書きました。すると手が勝手に動き、スケッチブックにミミズみたいな文字を書かされました。それを繰り返し、これでの子さんと私は通じ合っているのだと思っていました。

    しばらくするとミミズみたいな字ははっきりとしてきて、私が文字を書く間もなく手が動きました。神聖かまってちゃんの公演のある23日に会おうだとか、絶対来てくれだとか書かされました。幽霊のせいであんまり眠れてなかったのですが、の子さんがの子さんのせいで眠れていないと気づいて、そのために寝させてやりたいんだとかの子さんに書かされたりしたのだと思いました。これらはすべて幽霊の仕業です。でも私はこの時の子さんが遠く離れたところで書いたことを私の手が書いていたのだと思っていました。

    スケッチブックに書いた後、耳の奥の方、つまり鼓膜がギュッギュッとなる感じがありました。の子さんが私の鼓膜を動かして、今度は文字ではなく音で思いを伝えようとしているのだと思いました。鼓膜の震え方で何を言っているのか、何を伝えようとしているのかが分かる気がしました。私はの子さんが何を言っているのか聞き取ろうとして、耳に全神経を集中させました。こう言いたいのかな、こういうことなのかなと思うと、首が振れたり笑顔になったりしました。何を聞き取っていたのかは忘れてしまいましたが、これもすべて幽霊の仕業です。

   今日はここまでです。ちょっと長くなってしまいました。こんな妄想はまだまだ続きます。

 

    最近の幽霊さんはまたちょっとひどいです。母と散歩に行った帰り道、幽霊さんが出てきている感じがしました。なんとか家にたどり着いて料理をしていたのですが、それでも幽霊さんはなくならなくて、サラダも作ろうとしたのですが、作れませんでした。夕食後の片付けは父にやってもらいました。しばらくはしんどくて目が変になっていたのですが、寝る前にはなおりました。もう幽霊さんのことは極力考えないようにします。これは何回も試みていることなのですが。早くいなくなってほしいなぁ。