こんにちは。花子です。
前に葬儀相談所に相談に行くと書きましたが、母とさっそく行ってきました。そこには葬儀する場所がなく、ただお仏壇やお位牌などちょっとしたものを置いてたり、相談するところがあるだけでした。葬儀をする場所は別にあるのです。そこはサロンと呼ばれているようです。
私達はもうお葬式をしない火葬式にしようと決めています。だからそのことを伝えて、色んな話を聞きました。そしてホールと呼ばれる葬儀場が私達の家から割と近いのを知り、ちょっと外観を見るだけでもいいから、行ってみよう、ということになりました。そんな話を母としていると、サロンの人が見学に行ってみてはどうかと言い出しました。見学に行くとティッシュがもらえるそうです。それになんと車で送迎してくれると言うのです。だから迎えに来てもらった車でホールまで行きました。
ホールに着くと、火葬式をする部屋に案内されました。そんなに広くなく、照明も暗めで、悪くない部屋でした。そこで見積もりを出してもらって、雑談したりして、すごく楽しかったです。まだ切羽詰まった状況ではないからでしょう。関係ないような話でも盛り上がっていました。いつでも相談していいそうなので、ちょっと安心しました。帰り際、係りの人にティッシュと水筒をもらいました。水筒はおまけだったみたいです。またサロンの方まで車で送ってもらいました。
翌日父と母と3人でまたサロンに行きました。そこで会員登録をしました。入会金も年会費も無料で、葬儀の料金が安くなるのです。それに商店街で使える500円分の金券がもらえました。まだまだ先のことであってほしいところですが、一応これでいつ誰が死んでもいいような準備はできました。父も母も終活に取りかかっています。人がひとり死ぬのは大変なことなのです。まだ私がすべきことというのがはっきり分かっていませんが、これから徐々に教えていってもらう予定です。
またいつものです。目の膜がはがれた時のことの続きです。
はじめに行った眼科に行きました。待合室で待っている時、幽霊が私の体に言葉では説明できない異常なことをしてきました。全身がガクガク震えるというかこわばるというか、なんかそんな感じでした。それは私の頭の中で浮かんだ網膜剥離という言葉をの子さんが聞いていて、の子さんが混乱したから起きているのだと思っていました。
私の順番になって、呼ばれて、最初に看護師さんからどうしたのか訊かれたので、私は
「泣いてたら目が痛くなって」
と答えました。するとその看護師さんは
「目こすった?」
訊いてきました。その時私は自分ではこすったつもりはなかったので
「いいえ」
と答えました。そうしたら少し待って、先生に診てもらうことになりました。
先生に診てもらう時、目に何か目薬のようなものを入れられました。すごく痛い思いをしました。機械を通して目を診てもらったのですが、先生には何の異常も見つけられませんでした。すると看護師さんがまた
「目こすった?」
と訊くので、自分ではこすったつもりはなくても、手が勝手に動いてこすってたなと思い直し
「はい」
と答えました。看護師さんは
「泣いてる時に目をこすったら、目の膜がはがれることがあるんだよ」
と言いました。
「不安だったんだね」
とも言ってくれたので、私はひと安心でした。先生はすごくふてくされた表情で何かつぶやいていましたが、私はこれはやぶ医だなと思いながら外に出ました。
帰り道、橋の上を歩いている時、体が異常になっていました。それをどうにかしたくて、橋の欄干を思いっきり叩いて、電信柱をグーで殴りました。でも異常はなくなりませんでした。これは幽霊のいやがらせで、全身をガクガク震わされるものだということは後になって分かりました。
右目を手で覆いながら歩いていました。私はこの時頭の中での子さんに私の電話番号を伝えているつもりになっていました。私はの子さんとつながっていると思っていて、頭の中で思っていることが伝わっていると思っていたので、こんなことをしていたのです。電話番号を伝えようとしている時、幽霊はうなずいたり笑ったりしていたと思います。だから番号が伝わっているのだと思い、もうすぐしたら電話がかかってくるのだと思っていました。
家に着いてから、私は電話をしているのを家族に聞かれるのが嫌だったので、布団をかぶって電話を待っていました。なかなか電話はかかってきませんでした。この時私はこんな風に考えていました。それはの子さんも私と同じように自分の意志に反して体が勝手に動いていて、その動きは私の動きと同じなのだというものでした。だから私が自分のケイタイを持って自分の番号を押せば、必ずそれはの子さんに通じて、電話がかかってくると思いました。自分の番号を押しましたが、電話がかかってくることはありませんでした。
今日はここまでです。
最近の幽霊さんはだいぶマシになりました。いつも通りたまに手足を震わせてくるぐらいで、もうほとんどありません。幽霊さんはどういう考えなんでしょう?あんなにひどいいやがらせをしていたのに、なぜやめる気になったのでしょうか?それとも本当に病気でようやく薬が効いてきたのでしょうか?もう7年です。そろそろ回復してもいい頃なんじゃないでしょうか。でもまあ油断は禁物です。と言っても私にできることなんてないのですが。待つしかないのです、待つしか、、、。