こんにちは。花子です。
昨日は父と母と一緒に花見に出かけました。といっても、どこか桜の名所に遠出したわけではなく、近所の桜を見に行っただけですが。それでもうちの近所は桜の名所になりつつあるようで、観光客がけっこういました。その中でも印象に残っているのは、ウエディング姿で写真を撮っていた中国人の人達です。この寒いのに、肩を出して、地面に直に座っているのです。中国人のカメラマンが中国語をしゃべりながら写真を撮っていました。それが一組だけならそれほど印象に残らなかったかもしれませんが、場所を変えて、三組もいたのです。しかも全員中国人でした。平和な日本が中国人に侵略されるのかと思うと、なんだか複雑な気分です。
でも私たちが行ったところ全てがそんな感じだったわけではありません。人はいなくても、桜のきれいな所はいっぱいあります。「どうしてあっちばっかりで、こっちには人があまりいないんだろう」と父と母と言っていました。たぶん人がいっぱいいた所は観光マップにでも載ったのでしょう。宴会をしている人達もちらほらいました。でもなんと言っても、ひそかに一番きれいなのはうちのマンションの公園の桜です。父も毎年のように「うちのマンションの桜はきれいだなー」と言います。
桜も満開にはちょっと早いですかね。また来週も父と母と3人で花見に行けたらと思います。平日は母とふたりで近所を色々回ってみようと思います。桜って有名なところじゃないときれいじゃないということはないですよね。どこの桜も桜は桜です。今年も色んな思い出を残していけたらいいですね。
今日は第1月曜なので、詩を書きたいと思います。
「生きる意味」
生きている意味って何だろう
人は人生に行き詰まっている時や何かうまくいかない時にそう考える
楽しいだけの時にはそんなことみじんも考えない
意味が見つかれば楽に生きられるのだろうか
でも本当は生きる意味なんてないような気がする
この世界では今この瞬間にも人は死に、そして生まれる
私にとってそういう人達の生き死には全然と言っていいほど意味がない
同様にどこか遠く離れた、私とは全く関係のない人にとって、私の生きてる意味は全然ない
生きている意味を探す時、人は苦しい思いをしていると思う
でもそれほど苦しんでいなくて、なんとなく意味を考える人もいるかもしれない
そういう人は決して分からないからもう生きられないというのではなく、ふっと疑問に思うのだと思う
意味なんて考えても分からない
でも生きてるし、生きようとしている
自分が死ねば悲しむ人がいる
だったらその人達のために生きているのだろうか
自分の中だけにある意味なんてないのだろうか
誰かに必要とされていないと、生きてる意味なんてないのだろうか
私には自分ひとりだけになった時、本当に生きてる意味があると思うことができるのか分からない
食べ物がなくて、でもつらいだけの仕事しか出来ない時、私はどうするんだろう
つらい仕事から逃げて、餓死してしまってもいいと思うのだろうか
それとも死にものぐるいで生きるのだろうか
そこまでして生きるのって、何か意味がないと生きられない気がする
何か意味があれば、少しは楽に生きられるだろうか
でも本当は私が生きてる意味なんてどこにもない
だって昔から人は生きる意味を探し求め、見つけられずに死んでいったじゃないか
誰かが自分の生きる意味を見つけていれば、誰も探そうなんて思わない
分かっているのは、人は生まれて死ぬということだけだ
ただそれだけだ
こういう人もいるかもしれない
「幸せになるために生きている」
逆ではないか？
生きている、なぜか生きている、それならば幸せになりたい、なのではないか？
それとかこういう人もいるかもしれない
「あなたに会うため」
それだけがこの長い人生すべての意味になるのか？
会ってからの人生の意味はどこにあるんだ？
みんななんでもいい、何かそれらしい理由をつけて安心したいのだ
分からないという不安から解放されたいのだ
そうすれば不安のない晴れやかな人生が送れる気がするのだろうか
とにかく理由なんてない
ただ私達は死ぬために生きているのだ
みんな死を見据えて生きているのだ
死があってこそ生きる価値が生まれるのだろう
今日はここまでです。次はいつも通り、病気になった頃のことを書いていきます。
最近の幽霊さんはちょっと減ってきているような気がするのですが、どうでしょう？ってみなさんに訊いても、知らねーよという感じでしょうが。でも本当にこのままいけば、いなくなってくれそうな気がするのです。ただ果物や野菜の皮をむいている時といった、何かに集中している時に、左足を震わされます。でもそれもなくなって、幽霊さんの気配が完全になくなったら、次の段階に進めるのでしょうか。幽霊よ、早くいなくなれー。
