幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

りせともよさんとダイエットを頑張る。詩「怖くても、不安でも」。先生との面談で泣く。

 こんにちは。花子です。

 最近はユーチューバーのりせともよさんを見るのにはまっています。前はダイエット系ユーチューバーと名乗っておられましたが、最近はリバウンドしてしまって、前のような厳しいダイエットはできなくなったようです。でも私は前の頑張ってた頃の動画を見て、一緒に頑張ろうというような気持ちで、筋トレやストレッチを頑張っています。

 筋トレやストレッチをし始めてから一ヶ月くらい経ちました。毎日はできなくても、時々休みながらやってきました。時には思うように筋トレができなくて、泣いてしまうこともありましたが、できる時には頑張ってやっています。でもなんだかしんどくて体を動かすのが苦痛の時があります。そういう時はもう今日はお休みの日にしようと決めて、明日の自分に期待をしています。少し休んでもいつか絶対にやりたくなる時が来るはずなのです。これから一生やり続けられるように、無理せずやっていきたいです。

 食事の改善もしました。お通じが良くなくて、出てはいても、コロコロした便しか出なかったのが、今は毎日快便になりました。朝にアーモンドとプルーンを三粒ずつ、それとオーバーナイトオーツ(オートミール40グラム、牛乳100グラム)を食べて、間食にキウイ一個を食べるようにしました。そして夕食前に酢キャベツとめかぶと納豆を食べるようにしました。すると徐々にですが、便通が良くなってきたのです。体重は全然変わらないのですが、腸の調子は良くなってきているので、それだけでも良しとしたいです。

 ちょっと前まで朝散歩に行けるほど早起きができていたのに、今は12時間寝る生活をしてしまっています。起きられないし、目覚ましかけて早く起きても、しんどいだけで何もできないのです。私には普通の生活はできないのでしょうか。8時間睡眠で足りるようになりたいのに、理想と現実は遠くかけ離れてしまっています。でもこれでも生きてはいけるので、あまり多くは望まないようにします。私は私の普通を基準にして生きていくしかないのです。いつでも理想は現実にはならないですね。

 

 それでは詩です。

「怖くても、不安でも」

私はこれでいいのか?

未来は希望で満ち満ちてるし、幽霊さんはもうすぐいなくなるだろうし、ダイエットだって成功している

でも怖い

不安が襲ってくる

何が怖いのだろう

泣きたい、でも涙はでない

貯金だってできてるし

家族はみんないるし

人間関係で悩んだりしてないし

 

どうしたらいいのだろう

手足がジンジンしてきた

この先待っているのは良いことばかりではない

父も母も兄も、みんな私より先にいなくなる

いつまでもこんな生活が続けられるわけではない

幸せはずっとは続かない

私もいつかはひとりになる

そしてこの世からいなくなる

今まで死んできた人と私も同じ

私もいつかは死ぬのだ

 

私の創れる世界ってどんな世界なんだろう

いずれ死ぬから、消え去ってしまうけれども、この世にはこの世にいる人の分だけ世界がある

そしてそのほとんどが死んだ時に消え去ってしまう

でも残されるものもある

 

別に生きていた痕跡を残したいとかそんなんじゃない

私の世界がどうなったって、他の人からしたらどうでもいい

人は私の知らないところで生まれ、そして死ぬ

私がどんな生き方をしているか、他の誰かは知らない

 

私の創った世界

私の生きている世界

私の人生

生き様、死に様

このすべて、私は今どうしたらいいの?

 

私は有象無象のうちのひとりとして、人生を終えていくのだろうか

どんなに頑張って生きたって、死んだ時にはすべてなくなる

でも生きてる時が大事なんだもの

いずれ死ぬのは分かっている

すべてなくなるのも分かっている

それでも生きている間は生きているということが大事なんだ

どう生きるかが全てなのだ

些細などうでもいいようなことが、すごく大事なんだ

最後にどんな結末が待っていようとも、今生きてることが大切

いつだってより良い生き方をしたいのが人間なんじゃないか?

 

怖くても不安でも、私は幸せな人生を送っている

私の人生、一歩ずつ、幸せをかみしめて、生きている

今を精一杯生きよう

そして幸せに死んでいこう

 詩はここまでです。

 

 さて、いつものです。

 外泊から帰ってから先生の診察がありました。そこで私が勝手に眼科へ行ったことを咎められました。入院中に他の医院にかかったら、入院してる病院が医療費を負担するのだと言われました。

「だから(眼科に行きたかったから)金曜日と言ったんですか?」

と訊かれました。私は

「はい」

と答えました。

 先生は外泊中何をしていたか訊いてきたので、大介さんに手紙を書いたことを言いました。すると先生は

「それは気になりますね。なんて書いたんですか?」

と訊くので、

「書いたけど送ってません。日記みたいな感じで」

と言うと、

「そうですか」

と言って、他はあまり何も言いませんでした。

 だんだん泣けてきました。入院しているのがつらくなってきたのです。だから泣いていました。

「私が今泣いているのはコンタクトレンズのことじゃないですよ」

と言うと、

「分かってます」

と言われました。なんだか先生は意地になっているように感じました。私が泣かせたのではないと言いたげでした。

 おじいさんの先生が通りがかりました。この先生とは主治医の先生の診察の前に廊下で会って、ちょっと話をしました。

「一時的なものだったのかな」

とこの先生は言っていました。

 このおじいさんの先生が診察室に来て、私はこの先生なら味方になってくれる気がして、よけいに激しく泣きました。そうしたらこの先生は

「どうしたの?さっきは普通に話してたのに」

と言いました。私は

「今すぐ退院したいです」

と言いました。すると

「それはだめ、それはだめだよ」

と言われました。私はさらに悲しくなりました。

 診察室を出て、私は泣きながら父に電話しました。

「早く帰りたいよ」

と言いました。それからお風呂の順番が回ってきて、患者さんのひとりが

「お風呂で流しておいで」

と言ってくれました。部屋でお風呂の準備をしていたら、同じ部屋の人が

「大丈夫ですか?」

と訊いてくれました。私は泣きながら

「大丈夫です」

と言いました。この日はこれで落ち着きました。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんは、筋トレをしようとしたら、声を出して笑わせられたり、頭を叩かれたり、「あー」と少し大きな声で言わされたりしました。だからこの日は筋トレができなくて、悔しかったです。さらにこの前母と外食に行って、楽しく家路についていたら、ちょっと乗っ取られ感が出てきて、目玉がキョロキョロと動いたり、にやけさせられたりしました。でも家に着いてゆっくりしてたら、割りとすぐに治ったので、よかったです。ちょっと大きな動きは出ましたが、それ以外の日常ではだいぶ減ってはいる気がします。「灯滅せんとして光を増す」の現象であったと思いたいです。