幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

詩人になるという夢(幻)。周りにいると思っていた人達に対する勘違い。

 こんにちは。花子です。

 

 最近ずっと書くことがないまま何とか絞り出してこのブログを書いていましたが、今回こそ本当に書くことがありません。でもまた最近思うことを書いてみようと思います。

 私はある時から詩人になりたいと思うようになりました。それは高校を卒業してしばらく経った後です。私は高3の頃から精神的にも肉体的にも調子が良くなかったのですが、高校を卒業後さらに悪化しました。その中で自分を立て直すためにノートに自分の思いを書くようになりました。その習慣は今でも続いています。書いているうちに私は何か書く仕事ができるんじゃないかと思い始めました。と言うより、私には簡単なアルバイトですらできない状態だったので、書くことしかできないのだと思うようになったのです。この時はまだ精神科にかかっておらず、自分で稼いで生きるしかないと思っていたので、詩人になって有名になるのだと、夢を見ていました。

 家にしか居場所がなかったのに、家にいるのがものすごくつらかったので、自分でお金を稼いで、一人暮らししようなんて考えていました。そのためにはただひとりで書いているだけではいけない、何とか自分の作品を世に出さねばと思いました。インターネットで詩の賞を見つけて応募しました。その時初めて自分の文章を詩という形にまとめ上げました。それはその時の私にとって大変な仕事でした。何回も書き直して、ようやく詩のようなものが出来上がりました。

 私はこの頃から妄想があったのでしょう、絶対に一位になれる気がしていました。それしか自分を救う方法はなかったのです。もう家にはいられないというくらいまで切羽詰まっていました。なんとか自分で稼げるようになって、一人暮らししないと、もう生きていけないと思っていました。でも私の詩は一次選考を通過しただけでした。

 この時書いた詩は3つあるのですが、その1つは「救出大作戦」というものでした。でもこの時どんなものを書いたのかわかりません。下書きを残さなかったのです。今から思えば残しておけばよかったです。最近思うのはこの「救出大作戦」をまた今の自分で書いてみようかということです。今なら何か本当の自分の思いというものが書けそうです。でもすぐにはできません。じっくり考えてまた書ける時に書いてみようと思います。

 

 さて、いつものです。

 なぜか芳川よしのさんとセンジュさんは関西の人だと思い込んでいました。2人が言いそうな言葉を想像して、本当にそう言っているのだと思っていました。私が作り出していたのですが、この時は私には感じ取れるのだと思っていたのです。

 決して幻聴が聞こえていたわけではありません。すべて私の妄想だったのです。そうやって2人の実体のない魂のようなものと会話しているつもりになっていました。

 ふっと高校の時に滋賀県余呉に行ったことを思い出しました。最初センジュさんは京都の淀の人なんだと言っている気がしましたが、これを思い出したことで余呉の人なのだと思うようになりました。だからミドリのメンバーも、本当は大阪なのですが、滋賀県の人なのだと思い込みました。

 よしのさんはなんとなく名前から、奈良県の吉野出身なのだと勝手に思っていました。

 ちょっとした買い物からの帰り道でした。andymoriの曲の中の「元気を出せよって言ってるじゃないか」というフレーズを頭の中で流していました。私の周りにいると思っていた壮平さんが私のために歌ってくれているような気がしたのです。

 それとか自分が車にひかれてしまうところを想像したりしていました。私の住んでいるマンションの私の家のある階の廊下から外を見て、自分がそこから下に飛び降りている想像もしていました。飛び降りた後、何もなかったかのように自転車置き場の屋根の上を走り去る想像が出てきました。これでK君を惑わしているようなつもりになっていました。

 この時の私はK君のいやがらせが死にたくなるほどつらいのだと私の周りにいると思っていたK君に伝えたかったのです。でも幽霊には私の思いは伝わらなかったようです。伝わっていてもいやがらせはなくならなかったと思いますが。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはあまり変わりがありません。相変わらず震えがちょっとあり、寝る前に目を開けさせられます。でも一時期に比べたら、格段に良くなっています。あともう少しです。きっとあともう少しなのだと思います。希望は見えています。私は幽霊さんから解放されて、楽になりたいのです。