幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

きのこを探しに。私には歌の才能がある(勘違い)。

 こんにちは。花子です。

 

 最近梅雨でジメジメしていますよね。こんな季節は川沿いの道や公園などにきのこが生えているのを見かけます。この前公園の苔が生えているようなところで、今年初めてのきのこを見つけました。私もきのこは好きですが、母もきのこが好きなので、2人でワーワー言いながらきのこ探しをしています。今日は普通のきのこらしいきのこからエノキのような白い細長いきのこまで、様々なきのこを見てきました。大きさも色々です。大きいのもあったし小さいのもありました。大きいのを見つけた時には、母と「わー、すごい!!」と言いながら、感動していました。

 きのこにはこんな思い出もあります。ある大きな公園に小学生の時行きました。その公園には小学校からも遠足で行ったことがあって、なぜか全員アスレチックを一通り通らないといけないことになっていました。私は不安定なところが苦手なので、アスレチックは大嫌いでしたが、半泣きになってようやく通ることができました。その時もきのこは見つけたのですが、その喜びを誰とも分かち合うことなく、ひとりで見ていただけでした。

 良い思い出なのは母と2人で行った時のことです。その時もジメジメしていて、その公園にはきのこが生えていました。どうしてそうなったかは分かりませんが、私たちは森の中にいました。きのこを見つけて喜んでいるうちに迷い込んだのでしょうか。どこを歩いても周りは木ときのこだけです。不安になってきました。すると向こうから人が歩いてきました。その人にどうやったら出られるか訊くと、丁寧に教えてくれました。その通りに歩いてようやくバス停まで戻ってこれました。もう日はだいぶ傾いていて、母と出られた喜びに浸っていました。バス停ではチュロスが売られていました。バスを待つ間、チュロスを買って食べました。人生初のチュロスでした。とてもおいしかったです。大変な1日でしたが、とても良い思い出になっています。

 これからしばらくは散歩の時にきのこを探して歩くことになりそうです。明日からがまた楽しみです。

 

 さて、いつものです。

 たぶんこの頃です。どこかに出かける前には私は自分の布団のにおいをかいでいました。すると幽霊が笑うのです。私はそれはちばぎんさんが私の中に入ってきて、笑っているのだと思いました。ちばぎんさんと思っていた人に頭の中で

「安心する?」

と訊くと、幽霊は笑ってうなづきました。私はそれをちばぎんさんのうなづきなのだと思い、ちばぎんさんは私のにおいが好きなのだと思っていました。

 絵を描いていました。andymoriの曲を聴きながら描き、「銀河」という題の絵が出来上がりました。私はこの絵をいつか壮平さんに会えた時に渡そうと思っていました。

 絵を描いている時、ダイアーストレイツを聴きながら歌っていたのですが、低い声で歌っていると、誰かが私のことをめっちゃかっこいいと言っているような気がしました。

 YouTubeで動画を見ていました。するとヒャダインさんの生放送があるという表示が出てきました。直感でこれは見なくてはと思い、時間まで待って見ました。

 見ていたらなぜかこれは本物ではない、偽物だという考えが出てきました。本物のヒャダインさんが出ているのではなく、別の人が出ているように見えたのです。出ていたバンドの演奏もヘタクソ聞こえたし、私が見なくてはいけない動画ではないと思いました。私へのメッセージが隠された動画ではないと思ったのです。だから割とすぐに見るのをやめました。

 今度はヒャダインさんが入ってきたように感じました。神聖かまってちゃんだったかandymoriだったか忘れてしまいましたが、色んな高さで歌っていました。高さと言っても1オクターブずつ上がったり下がったりしていたわけではありませんが、とにかく違う音で歌っていました。

 低い音から高い音まで歌って、今何オクターブ違った声で歌えたのだろうと疑問に思いました。すると幽霊が私の右手で太ももに15と書きました。私はそれをヒャダインさんが15オクターブ歌えているよと教えてくれているのだと思いました。15オクターブなんてあり得ないのですが、私はそれを半ば疑いながら信じました。とにかく私には歌の才能があると思っていたのです。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんは相変わらずです。手足の震えはあるし、変顔もあるし、このブログを書いている時も首を縦に振ったり、横に振ったりしていました。それも激しくです。でもそれも無視しました。主治医の先生に無視することにしたと言うと、「強くなってきたんですねぇ」と言っていました。このままだと本当にいなくなるかもしれません。その日を夢見つつ毎日を過ごしたいと思います。でもまぁ、今のままでも良いと言えば良いのですが。