幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

新しい喫茶店が楽しい。詩「落ちる落ちる」。

 こんにちは。花子です。

 

 先週の土曜日、近所に新しい喫茶店ができました。さっそく開店日に行ってきました。まだモーニングの時間だったので、ドリンク+250円のモーニングサービスでコーヒーとチョコバナナパンケーキを頼みました。割とおいしかったです。店に着くまでの間にクリームソーダが飲みたくなって、母にそれを言っていたら、母がおごってくれました。初日なのに人は少なく、がらんとしていました。母が

「この地域だったら半額にするなどのサービスをしないと人は入らない」

と言っていました。それにお年寄りが多い地域なので、階段を上らないといけないのが難点なのでしょう。作りも簡単なものらしく、人が歩くとちょっと揺れていました。それでも楽しかったので、次の日の日曜日にも行きました。

 今まで毎週のように北海道料理の店に行っていたのですが、あまりにも贅沢し過ぎているということで、月に一回だけにしようと決めました。だから昨日はもっと安いところに入る予定だったのが、前日に行った喫茶店に行きたくなって、私が払うからということで行くことになりました。飲み物だけにして、食べるのはもっと安い店でということになりました。前日から私と母の頭の中はバナナスムージーでいっぱいでした。店に着くと、父は私と一緒のものをと言いました。母はもう決まっていたので、バナナスムージーを3つ頼みました。おいしかったのですが、結構高かったです。もうしばらくは行かないでしょう。それまでに潰れなければいいのですが。

 日曜日のお昼はスーパーでお寿司を買って、公園で食べました。普段あまり私達と一緒に行動しない父が公園までついてきて、一緒にお寿司を食べていました。父も本当は私達と一緒にいたいのです。でも恥ずかしがり屋で口には出せないのです。というようなことをブログに書こうかなと母に言ったら、母は

「花ちゃんはおもしろいなぁ」

と言っていました。やっぱり家族と一緒にいると楽しいです。来週は母の誕生日なので、北海道料理屋に行って、たまの贅沢をしようと思います。今週も一週間楽しみです。

 

 さて、今日は第一月曜なので詩を書きます。

「落ちる落ちる」

考えて考えて考えた

でも考えたところでどうにもならないなんて、また何もないところに出てしまったじゃないか

この真っ暗闇の中で私はじっとしていられない

暗闇から光のあるところへと自分を救い出さなくては、早く見つけ出して助けなくてはいけない

 

怖くて耐えられない

何も見えない

月がぽっかりと出ているのがこの目に写っているはずなのに

あれはすべて幻

この紙とペンも机もこの体も、今日食べたものも、明日の夢も、あの子があそこにいるということも、すべて幻

幻の中にいるということが生きているということ?

 

ああどんどん落ちてゆく

椅子が床に支えられなくなって、その下が真っ暗闇で、落ちてゆく

つかむものも何もなく、もがいてもすーっと楽に落ちてゆく

床がなくなって、地面がなくなって、地球もなくなって、私はどんどん落ちてゆく

 

どこまでもどこまでも果てしなく、この体が朽ち果てようとも

それでも永遠にその暗闇を音もなく、何もなく、ただ落ちてゆく

それだけ

 

幻ばかりが頭をよぎるが、それでもまた落ちてゆく

支えるものが何もなく、ただ落ちてゆく

この床の下は真っ暗な真空、ただ幻想に支えられて生きている

この真っ暗闇が真実で、本当はすべてが幻?

きっとそう

それがこの世の本当の姿かもしれない

 

幻だと知ればすべて消え去るのかもしれないけど、私はまだ信じている

この世界が本当にあるということを

私の中の幻想を打ち砕くだけのものがないから

 詩はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはだいぶマシになりました。ただやっぱり手足は震えます。食事中箸を持つ手を休めていたら、震えていました。それを母は見ていたのですが、何も言いませんでした。私ももう慣れているので、ちょっとくらい震えていても、あまりなんとも思わなくなってきました。乗っ取られ感が完全になくなったら、多少手足が震えていても、働けるようになるかもしれません。このまま良くなるでしょうか、それともまたぶり返すのでしょうか。いなくなる方に賭けたいです。