幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

仕事はしたいが、働きたくはない。とうとう精神病院に入院することに。

 こんにちは。花子です。

 

 久しぶりにブログを書くのが新鮮な感じがします。でも今の私には月一ぐらいがちょうどいいのです。いつも本文の前に書いてるものが何書いていいか分からず、月一になってしまいました。近況と言っても、いつも変わらぬ毎日を過ごしているので、書くことがありません。書き溜めてるのがないわけではありませんが、今の気持ちとはちょっとずれています。前置きを全くなくして、本文だけにしてもいいのですが、それではちょっともの足りません。やっぱり今の心境みたいなのを書いてみたいのです。最近思ったこととかを書いていこうと思うのですが、昔ほど何かを思うということがなくなってきました。それでも頑張って書いていこうと思います。

 仕事はしてみたいけど、働きたくはない、と思ってしまいます。アルバイトでもしろよ、と思う人もいるかもしれませんが、すぐにしんどくなるので、無理です。一日の大半は寝ています。体力もあるとは言えません。晩ご飯を作っているだけなのに、それすらできない時があります。息がハアハアとなってきて、しんどくなってくるのです。ちょっと前までしんどい日が続いて、作るだけ作って後片付けは父に頼んだり、全く作れなくて外食にしたりしていました。最近はまたちょっとずつ元気が回復して、料理と後片付けができるようになってきました。私が作らないと、みんなが困るのです。だからせめて料理だけは頑張りたいと思っています。

 最近日めくりみたいなのを作るのにハマっています。でもアイデアだけで、実際に作るというところまでは辿り着いていません。文章を考えて、その解説文を書いて、というところまではサクサク進むのに、いざ清書するとなると、めんどくさくてできません。私は昔からめんどくさがりなところがあって、行動力が足りてなかったりしました。高校の先生にも「主体性を持って」と言われたことがありました。でも私は大事な時以外、自分から行動するといつも失敗してしまう、と感じています。特に人間関係は受け身じゃないとうまくいきません。それでも今の私にはちょうどいい感じになっています。だから気が向いた時に日めくりは作成しようかと思います。

 

 さて、いつものです。

 I病院に着きました。タクシーから降りて4人で中に入り、兄が先に病院の人と話をし、私達3人は待合室で待っていました。しばらくして私だけが先生でもなく、看護師でもない人と話をしました。

 私はなぜかそこから逃げないといけない気がして、適当に質問に答えて、

「今話しただけでも楽になりました」

と普通のふりをして言いました。の子さん達のところに行かなくてはならないのに、入院なんてしてる場合じゃないと思っていた気がします。その人とはほんの少し話しただけで、割とすぐに待合室に戻りました。

 私は家に帰らないといけない気がして、母に

「ケイタイを貸してください、家に帰ります」

と言いました。またタクシーを呼んで家に帰ろうとしたのです。でも母は困惑していただけで、貸してはくれませんでした。

 それから割とすぐに看護師さんと思われる人が来て、入院病棟へと案内してくれました。外来と入院とは別の建物なのです。寒い中入院病棟へと行った時のことは今でもはっきりと覚えています。

 急性期病棟へと行き、看護師さんの詰所の中にある小さな部屋に父と母と私と担当の看護師さんの4人が入って少し話をしました。入院の手引きのようなことを説明してもらっていたのだと思います。

 この時の私の頭の中は「すべて計画通り」という言葉でいっぱいでした。何も計画なんてなかったのですが、K君を意識してこの言葉を頭の中で繰り返し流していました。K君よりも私の頭の中の方が上を行っていると思いたかったのでしょうか。K君が思っている以上に先に進んだ行動を私はとっていると示したかったのでしょうか。とにかく私はK君の考えの及ばないことをしているのだと思いたかったのだと思います。

 そこから部屋に案内されて“観察室”というところに入りました。あるおばあさんと一緒で、その一つの部屋に入れられて、2人の間は目隠しのようなもので区切られているだけでした。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはだいぶおとなしくなったような気がします。ただこの前、ツイッターを始めた日で、ちょっと興奮して寝付きにくかった時に、頭を枕に何度も打ちつけられました。でもあまり気にならなくなってきました。もう幽霊さんなんてどうでもいいのです。本当につらかったら涙が出てくるのですが、目なんかカラッカラで涙など一滴も出ませんでした。こうやって徐々に幽霊さんはいなくなっていくのでしょう。居たとしても、もうどうでもいいです。好きにしやがれ、なんて思っています。でも本当はいやがらせはやめてほしいなぁ。