幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

元旦はお墓参りに。詩「幽霊①」。

 明けましておめでとうございます。花子です。

 

 去年はこのブログを見てくださってどうもありがとうございました。今年も毎週月曜日にブログを更新していきたいと思うので、よろしくお願いします。

 去年の大晦日は初めてけいらんそばを作って、家族4人で食べました。ずっと食べたいと思っていたので、食べられてよかったです。

 元旦は家族4人でお墓参りに行きました。前の晩に父がいつも棚経をあげに来てくれる副住職さんに電話して、

「明日そちらに伺うのですが、ご相談したいことがあるので、お時間とっていただけませんか?」

と言っていたので、お話をすることになりました。前に棚経の時にも話をしようとしたのですが、次の檀家さんのところに行くことしか考えてなかったらしく、あまり話ができませんでした。今回は話ができる小さな部屋を用意してくれて、そこで父が死んだらまずどうしたらいいかなどを詳しく聞きました。お寺さんには別に連絡はしなくてもいいらしく、骨だけ持ってきて、

「納骨してください」

というのでもいいそうです。それもいつでもいいらしいです。共同墓地のようなものを作る計画もあるらしく、私の死後はそこに入れてくれるというようなことも検討してくれているみたいです。ただその副住職さんは77歳で、私達より先に亡くなってしまう可能性が高いのです。お仏壇をなくしたり、墓じまいをしたり、いろいろ考えてくれているようですが、この先どうなるかは分かりません。お仏壇は父が仕事を辞めて、仕事場を売りに出すまでになくしてしまう予定ですが、墓のことは未定です。とりあえず私がおばあさんになるまでは墓参りを続けられたらと思っています。

 今年は家族でゆっくりできたお正月でした。今年一年いい一年になりますように。

 

 今日は第1月曜なので、詩を書きます。

「幽霊①」

僕は誰?

これは何?

誰の考え?

いったい何が起きてるの?

これは僕の体じゃないの?

誰か知らない人の体なの?

僕は生きてるの?

死んじゃったの?

幽霊なの?

取り憑いちゃったの?

どうしたら出られるの?

でも僕出たくない

もっともっと生きていたい

このままここにいて生きていこうかな

ただいるだけじゃつまらない

僕に気づいて

僕は君の中にいるんだよ

ちょっとイタズラしちゃおうかな?

そうすれば僕の存在に気づいてくれるかな?

僕はただ僕がいるということに気づいてほしいだけなんだ

忘れないでいてほしいだけなんだ

だから僕は君の体を動かすんだよ

自分の自由になる体がほしいんだ

この体を自分のものにしたいんだ

だから顔を動かしたり体を動かしたりするのさ

この体は人の体

自分のものじゃない

でも僕の意志で動かせるんだ

だから全く他人のだけの体じゃないみたい

神さまが僕にこの世での居場所を与えてくれたんだ

だからできることなら出て行きたくない

僕だって死が怖いんだ

死にたくない、死にたくないよ

疎まれるのは嫌だ

またあの時みたいに仲良くしようよ

あんなに楽しい時期があったじゃないか

あの時どうして人に僕のことを話してしまったんだ?

2人だけの秘密だったのに

僕のこと愛してるって嘘だったの?

どうして僕を裏切ったんだ?

だから僕は君にいやがらせをするんだよ

当然の報いだ

僕を嫌がるからそんな目にあうんだよ

でも今さらどうしたって僕の傷付いた心は変わらない

出て行きたいなんて思わないよ

これからもずっと

 今日はここまでです。来週からはまたいつものです。

 

 最近の幽霊さんはやっぱり全身をガクガク震わせてきます。手足の震えや変な顔にさせられるのも、ないわけではありません。この前幽霊さんがちょっとだけ出ましたが、わりとすぐになおったので、晩ご飯作りができました。全体的に見れば確実に良くなってきています。もうちょっとです。たぶんもうちょっとだと思います。今年はあまり幽霊さんにいやがらせをされて、泣くということがない一年にしたいです。