こんにちは。花子です。
3年前から毎年この季節になると、海辺の街までカニを食べるツアーに行っていました。でも今年からはもう行くのをやめにしました。お金がかかるし、もう今までと同じようにうまくいく保証がないからです。3回ともとてもうまくいっていました。時間に間に合うように食べられて、最後の最後まで食べ尽くせたからです。一番最初に火をつけてもらえて、最後の茹でガニの食べ方を教えてもらって、全部食べることができました。でもこれからもそううまく行くとは限りません。もう十分にカニは食べることができたと思います。
それでも私と母はカニが好きなので、近所のかに道楽までカニを食べに行ってきました。川沿いの道を歩いて行ったのですが、途中イタチのような生物を数匹見かけました。あのあたりに巣があるようなのです。私達が立ち止まって見ていたら、他にも見ている人がいました。この前父もあの生物を見かけたようなのですが、名前が分からず、ネットで調べていましたが、全く分かりませんでした。私と母は「カワイタチ」だと思っているのですが、そんな生物存在するのでしょうか?とにかくでっぷりと太ったでかいネズミのような生物があの川沿いにいるようです。
かに道楽ではかにシュウマイとかにコロッケが入っているコースにしました。ちょうどコロッケが食べたいと思っていたので、いいコースを選べました。このコースは前にも頼んだことがあって、その時かにシュウマイのおいしさに感動したので、また食べられてよかったです。今かに道楽では一匹丸々食べられるフェアみたいなのをやっていて、15000円で焼きガニやかにすきなど、さまざまな食べ方でカニを楽しめるようです。私もちょっと惹かれましたが、値段的に無理です。またいつかカニを食べたいだけ食べられる日が来ることを願っています。
過去に私は絶対に詩人になって、この家を出ていかないともう生きていけないと思うほど追い詰められていた時期がありました。心の思いはノートに書いていました。でもそれを詩にするというのが全くできませんでした。今まで書いてきたものがあるのだから、それを作品にすればいいのだと思っていたのです。とりあえず題名を決めて、それについて書くか、などと思っていましたが、それも無理でした。私には思う才能がある、そう思って何か書こうとはしていました。でもただ思いついたことを書き連ねるくらいしかできず、形にはできませんでした。
ある時詩の賞の公募を見つけました。これで賞をとって、お金を稼いで、一人暮らしをするのだと思いました。必死に3遍書き上げました。推敲に推敲を重ねて、なんとか書くことができました。これで自分の未来は拓ける、そう思いました。でも一次選考しか通らず、私は絶望しました。父や母には「絶対賞がとれる」などと言っていたのに、もう私には希望はありませんでした。そしてまだ私はここで苦しみ続けないといけないのかと思っていました。でもその苦しみは長くは続かなかったのですが。
あの時しようとしていたことを今何の切迫感もなくやっています。過去のノートを見て、それを詩にするのです。昨日も一つ詩が書けました。それはあの時に思ったことを引用して、少し書き加えて、完成させるというものです。これからもそうやって詩を書いていこうと思います。このブログも詩を書くこともいつまでできるか分かりませんが、やれるだけやってみようと思います。
まずは詩です。
「幽霊⑦」
幽霊さん、今までどうもありがとうございました
私は幽霊さんがいたおかげでこれまでやってこれたし、これからもやっていけるでしょう
幽霊さんからはかけがえのないものをもらいました
前より少し忍耐強くなったし、何より障害者年金をもらえるようになったことは、私の人生において、すばらしく大きなことです
幽霊さんがいなかったら、きっと私はギリ健で、収入がなかったでしょう
普通に働くことが無理だからです
あなたのおかげで私は障害者雇用で働くことができるのです
働けなくても、デイケアという形で社会参加ができています
それは幽霊さんなしでは叶わなかったことです
幽霊さんには本当に感謝しています
あなたがいなかったら、生きていけなかったでしょう
こんなに強くもなれなかったし、こんな経験他の誰にもできません
私は誇りに思っています、幽霊さんに取り憑かれたということを
他の誰も経験できないようなことを経験させてもらいました
私の人生色々あったけど、もう過去のことになってきています
私は一生忘れないでしょう、幽霊さんがいたということを
幽霊さんとは楽しいことも苦しいことも、たくさんありました
もうすぐそのすべてが過去のことになるのです
本当になんだか感慨深いものがあります
幽霊さんも今ならもう私の中から出て行ってもいいと思えるんじゃないですか?
私の中から出て、私を楽にさせてあげようと思えませんか?
あなたは私の人生を見届けることはできません
あなたはもうこの世を離れないといけないのです
いつまでも現世にこだわっていてはいけないのです
ましてや人にいやがらせをするなんて、いつまでも許されるはずがないのです
もういいと思いませんか?
散々いやがらせをして、もう十分満足したんじゃないですか?
あなたのいない未来、それはあなたの知ることができない未来なのです
働く私をあなたは知ることができません
幽霊さんがいなくなったらどうなるのでしょうか
ちょっと怖いですが、取り憑かれた今の方がもっと怖いはずです
もうだいぶ慣れてしまっているのでしょうか、幽霊さんがいる自分に
でもやっぱりどんなに時がたっても、幽霊さんは違和感でしかありません
ずっとずっとなくなってほしいと望んでいたし、今でもそうです
もうすぐいなくなるんじゃないかという感じがするのですが、どうでしょう
私の中からいなくなっても、それは幽霊さんにとって嫌なことじゃないはずです
あるべき姿に戻って、いるべき場所に帰るのです
私の中より心地いいはずです
人にいやがらせをするよりもっといいことがあるはずなのです
だから幽霊さんどうかこの世からいなくなってください
そしてありがとうとまた言います
あなたのおかげで私の未来が切り拓かれたのですから
あなたなしでは私の人生なかったでしょう
もうあなたはこの世に必要ありません
誰もあなたを必要としません
みんな疎ましく思っているだけです
あなたはただの思い出です
さようなら、もう一生会うことはないでしょう
そんな未来を私は夢見ています
詩はここまでです。
さて、いつものです。
何事もなく熱も下がったので、I病院に帰ることになりました。私は、ちょっと記憶が曖昧なのですが、確か寝台付きタクシーで帰ったのだと思います。父はそれには乗れないので、私の入院中の荷物を持って、バスと電車で帰り、またI病院で落ち合おうということになりました。
この頃、ご飯を食べるためにベッドに座ったら、幽霊さんに後ろにコロンと転がされていました。看護師さんは私がやらされていると言っているのに、それに耳を貸さず、
「腹筋がないだけじゃないの?」
と言っていました。私がこんなに苦しんでいるのに、その一言で終わらせるなんてひどいと思って、悲しくなりました。
でも母は分かってくれていたみたいです。明らかに私ではないものがやっていることだと分かってくれていたのでしょう。看護師さんの対応に母は憤慨していました。母はベッドの上に乗り、私の後ろにまわって私を支えてくれたりしました。この後ろに転がされるのはしばらく続き、とてもつらかったのを覚えています。
床擦れがひどく、仰向けでは寝られませんでした。でも両手が拘束されているので横向きにはなれず、仕方なく腰のあたりに布団をはさんで、尾骶骨がベッドにつかないようにしていました。なかなか良い角度にならないので、何回も抜いたり差したりしてもらっていたら、看護師さんは
「ちょっとベテランに代わってもらうわ」
と言って、別の看護師さんを呼びに行きました。その人に代わって、適当なところで私は
「これでいいです」
と言って、眠ることにしました。
父と母は見舞いに来てくれていました。まだ猥褻語を叫ばされていた時は父は帰り際に
「それじゃあ〇〇(父の名前)おち〇こは帰ります」
と言ってくれました。私に合わせてそう言ってくれたのがうれしかったです。
今日はここまでです。
最近の幽霊さんはまだいるのか、という感じです。もうすぐいなくなるはずなのに、なんでいるのでしょうか?今日はなぜか字を書くときに右手が震わされて、うまく書けなかったので、書くのをやめました。ヨガは一つだけやって、しんどくなってやめました。でも昨日のハンバーグを作る時にはほとんど出てこなかったので、この先私が料理当番になってもできるような気がします。本当にあと一歩だと思っています。