幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

一週間の振り返り。夜、〇〇駅で。

    こんにちは。花子です。

 

    毎日同じことの繰り返しで、特にこれと言って出来事がないのですが、また久しぶりに一週間の振り返りをしようかと思います。

    まず月曜日です。近所のドラッグストアでクリーム玄米ブランを買い、母とイオンで牛乳と一緒に食べました。最近の昼食はいつもこんな感じです。それからイオンで買い物をして、カルディでコーヒーの試飲をして、お菓子屋さんでチーズアーモンドおかきを買って、家に帰りました。帰ってからはGYAOでクリミナル・マインドを母とふたりで見ました。そして夕食作りと後片付けをしました。

    火曜日です。久しぶりに友達と遊びに行きました。サイゼリアサンマルクカフェでおしゃべりをしました。楽しかったです。

    水曜日です。いつも通りの昼食で、その後母がそばを食べたいと言うので、そば屋でとろろそばを食べました。正直ちょっとおなかいっぱいでしたが、おいしかったです。この日はなんだかしんどくて、夕食作りができませんでした。なので父に後片付けまで全部やってもらいました。なんでしんどくなったんでしょう。

    木曜日です。いつも木曜日はデイケアに行っているのですが、お盆休みなのでこの日は家にいました。台風の中、父がコンビニでパンやお菓子を買ってきてくれました。ちょっと食べて、また寝ました。この日もしんどかったのです。GYAOで母と「凪のお暇」を見ました。とてもおもしろかったです。また夕食作りと後片付けを父に頼みました。

    金曜日です。いつも通りの昼食でした。「凪のお暇」の前のお話が見たくて、パラビに登録をしたのはいいのですが、決済を選択するところで、画面の有効期限が切れていて利用できません、と出てきて、結局見られませんでした。なので気晴らしにGYAOで映画「さくらん」を母と一緒に見ました。母と夕方散歩に行きました。ちょっと元気になってはきていましたが、父が料理の準備をしていたので、任せました。

    土曜日です。またGYAOを見ていました。「凪のお暇」と安藤サクラがでている映画「0.5ミリ」を見ました。長かったけど、見ごたえがありました。夕食作りはまた父がやってくれたので、母と夕方散歩に行ってきました。後片付けは私がしました。

    日曜日です。母と買い物に行ったら、終活カフェというのをやっていたので、入ってみました。コーヒーだけてもどうぞと言うので、入ってみたら、本当にコーヒーだけでした。あとは雑談で、お菓子も出してくれたので、食べて飲んだらすぐに出られました。家に帰って、母とまたGYAOを見ていました。映画の「ピース オブ ケイク」と海外ドラマの「リゾーリ アンド アイルズ」です。それから詩を清書しました。幽霊さんがちょっと邪魔してきていましたが、すぐになおりました。この日からまた夕食作りは私の当番です。後片付けまで全部できました。

    振り返りは以上です。長くなってすみません。

 

    またいつものです。〇〇駅での子さんと交信しようとしていました。

    〇〇駅の近くのホテルの前で、の子さんの声を聞き取ろうとしていたこともありました。頭の中で

「え?聞こえない」

とか思っていたのを覚えています。しばらくそのホテルの前にいて、思いきって中に入り、エレベータのボタンを押しました。すると受付の人が私に声をかけてきて、

「〇〇様の結婚式の関係者の方ですか?」

と訊いてきました。私はすぐに

「違います」

と言ってその場を離れました。

    これは夜でした。〇〇駅の近くのタクシー乗り場の地図の前で地図を見ていました。地図上で視線の止まるところにの子さんがいるのだと思っていました。地図を見ていたら、タクシーの運転手が

「どこ行くの?案内してあげようか?」

と言ってきたので、私は

「いいです」

と言って、名残惜しかったのですが、すぐにそこを離れました。

    これも夜です。〇〇駅から少し離れたところを歩いていました。視線が前を向いていたので、これはきっとこの視線が向く先にの子さんがいるのだと思い、前を見て何かの子さんの幻影を見るかのように歩いていました。すると兄からメールがきて、

「今日は帰ってくるのか?」

と訊くので、私は

「今日も帰らない」

と送ったように思います。ちょっと記憶があいまいですが、この時私は大きな道路を歩いていました。向かう先にの子さんがいるのだと思い、必死にその幻影を目で追っていました。

    もうどうやってあきらめたのか覚えていません。これがいつのことだったのかもあやふやです。とにかくの子さんに会って体の異常をなくしたかったのです。なので家に帰ってから体の異常をなくすために、頭の中で2人の間にある鎖のようなものを必死に断ち切る想像をしていました。そうやっての子さんとの関係を絶ち、の子さんが私の中からいなくなれば、この体の異常がなくなり、苦しみから逃れられると思っていたのです。でも無駄でした。幽霊は私の中に居続けたのです。

    今日はここまでです。

 

    最近の幽霊さんはちょっと少なくなってきています。でも油断はできません。これからも幽霊さんとは戦い続けなければならないのです。もう幽霊さんと出会ってから7年ですが、あと3年ぐらいで出て行ってくれるんじゃないでしょうか。あまり出てこないとかえって不安ですが、もうすぐきっといなくなるでしょう。幽霊さんはいない方がいい。いいに決まってる。