幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

家族で映画鑑賞。またも母とお出かけ。の子さんとつながりたい。

    こんにちは。花子です。

 

    この前、映画の上映会がありました。上映会と言っても、家で普通の大きさのモニターにプレステ3をつないで、DVDを観たというだけですが。父は用事で出かけていたので、母と兄と3人で観ました。何を観たかというと、「大逆転」です。私の母と兄はエディ・マーフィーが好きなので、兄が昔を懐かしんで買ったのでした。私と兄は今回観るのがはじめてで、母は前に観たことがあるそうです。母から何回かあらすじを聞いてはいたのですが、実際観てみると、やはりおもしろかったです。兄もはじめのほうから

「これだけでおもしろいなー」

と言っていました。3人とも満足して、上映会は終わりました。

    この前診察があったのですが、先生はよく

「昔のつらかったことを思い出して、つらくないですか?」

と訊いてこられます。いつも私は

「はい。つらくないです」

と言うだけなのですが、この前はふと幽霊さんに苦しめられたことって、夢みたいな感じだなと思ったので、先生にそう言いました。すると先生は

「そうですか。夢みたいですか」

と言って、不思議がっている様子でした。私でもよく分からないことなのに、どうして他人に分かるでしょうか。まあ、幽霊さんがいなくなってくれれば、何でもいいのですが。

 

    さて、いつものです。

    前回私は母と伊勢に行ったと書きましたが、母とはもう1日出かけています。それはK公園です。母と山に登ったり、コイにえさをやったり、2人で作ったお弁当を持って行って食べたりして、すごく楽しい時を過ごしました。

    お抹茶とお菓子も食べました。この時私の頭の中では神聖かまってちゃんの「仲間を探したい」という曲の「君が今隣にいるよ」という部分が出てきて、本当にの子さんが隣にいるような気がしていました。幽霊が私の体を気持ち良くさせてきたのです。だから私の中にの子さんとつながりあえているという勘違いがでてきたのでした。勘違いと言うより、妄想ですね。

    バスを待っている間やバスの中でも幽霊は私を気持ち良くさせてきました。この時も頭の中では「君が今隣にいるよ」というフレーズが出てきていました。でもバスを降りる頃には普通になっていました。

    の子さんがツイッターに電話番号を載せたことがありました。はじめは何とも思わずに何もしなかったのですが、はっとひらめいて、私からの電話を待っているのだと思いました。

    だから私はの子さんに何度も電話をしました。もしつながった時に電話をしているのを家族に聞かれるのが嫌で、布団をかぶって電話をかけたり、私の住んでいるマンションのテニスコートに行って電話をかけたりしました。何回も電話したら気づいてくれるかと思ったのですが、何度かけても出てもらえませんでした。

    でもその後のツイッター

「メッセージありがとうございました」

とあったので、やっぱりつながり合えているのかなと思いました。

    他にもの子さんのツイッターには(ある芸人が大運動会をするらしいので)それに行きますと書かれていました。それはきっとその運動会で私に会うために、私にも来てほしいと思って書いているのだと思っていました。私へのメッセージのひとつだと思ったのです。でも私はそんなところへは行けません。行ったとしても、会えるはずがありません。妄想って不思議なものですね。の子さんも行かなかったようです。

    今日はここまでです。次回私の書きたいものがやっと書けます。どうぞお楽しみに。

 

    最近の幽霊さんですが、ちょっとひどくなったことがありました。うちの蛍光灯の線が上の方で引っかかっていて、それを直すために椅子に上りました。背が足らなかったので、つま先立ちでどうにかしようとしていたら、カバーが外れて引っかかっているところが見えたので、引っかかったところを直したら、電気がつきました。そこまではよかったのですが、そのあと外れたカバーを直そうとしたら、幽霊さんが全身をガクガク震わせてきて、全然つけられません。しかたなく、父が帰ってきたら直してもらおうと思ったのですが、椅子よりちょっと背の高い棚が目に入りました。これだと思って、それに上ったら、うまくカバーがつけられました。もうあんな思いはゴメンです。それ以外は手足がちょっと震えるぐらいで、大きな目で見たら、幽霊さんは減ってきてます。たぶん減ってます。そう思いたいだけかもしれませんが。