幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

本当の不幸を知らない②(高校時代は悲惨)。私の発病を知り、兄が泣く。

 こんにちは。花子です。

 

 前回の続きです。

 私には学校に毎日行ける能力がなく、よくずる休みをしていました。小学校時代は体育が嫌、中学校時代は部活のおかげであまり休むことなく行けていましたが、受験のため部活が終わると途端に行きたくなくなりました。部活に行ってた頃も少しだけずる休みをしてはいたのですが。高校時代は今から書きますが、もう私の中では悲惨でした。思春期ってあんなものですかね。とにかく私は学校嫌いで、朝起きるのも苦手で、毎日同じところに通うのは無理です。それが分かったのは高校を卒業して、学生とかフリーターとか、そういう肩書きがなくなってからです。

 高校を卒業するのは一苦労でした。最後の方は

「行ったら帰ってこれる、行ったら帰ってこれる」

と唱えながら行っていました。ただ行くだけでも嫌でしたが、特に体育はやっぱり嫌でした。高校の体育はきついのです。倒立前転ができるようになったんですよ。それぐらい厳しい授業で、心にも体にも負担がかかっていました。なぜ倒立前転ができるようになったか、今から思えば不思議です。よく頑張りました。

 勉強はできない方ではありませんでしたが、そればっかりやってて、ゆとりがありませんでした。寝たいのに英語の予習が終わらなくて、お風呂にも入れない日もありました。髪がベタベタなのが気になって、でもしんどくて、どうしようもありませんでした。

 見た目も気になるし、人間関係もうまくいかないし、勉強は大変だし、ゆっくりテレビを見るだけの日なんてそうそうありませんでした。一生こんな日々が続くのか、と思ったわけではありませんでしたが、何となくそう感じていたと思います。ある時父に

「大学に行ったら、体育はなくなる?」

と訊いてみました。でも父は

「大学にも体育はあるよ」

と言ったので、私はショックでした。本当に体育がずっとずっと嫌だったのです。もう二度としたくはありません。でも今はデイケアの卓球を楽しむことができていますが。

 嫌なことでも頑張って取り組む子、それが良い子なのだと思っていて、そうならねばならないと思っていました。だから嫌でも学校に行っていたのに、卒業してから残されたものは、学校にもまともに行けない、嫌なことにでも前向きに取り組めない、頑張ってやった勉強も何にも役立てられない、そんな自分でした。本当に私には何の能力もなかったのです。それがその時の私の不幸の元でした。高校を卒業してから、しんどい日が続きました。

 また次回に続きます。

 

 さて、いつものです。

 兄が帰ってきて、少し話をしました。母が

「さっきの話お兄ちゃんにもしてあげて」

と言うので、また自分の部屋に行き、誰がどこにいるのか説明しました。すると兄もふんふんと聞くだけで、あまり何も言いませんでした。

 しかし部屋を出てリビングにいた時、兄はこう訊いてきました。

「あんたの中で感情の上がり下がりってどれくらいある?」

と。私は自分が病気だなんて思っていなかったので、私の感情は一定だというようなことを思っていました。でもこの時は何を答えたらいいか分からず、黙っていました。そうしたら兄は何か言っていたような気がしますが、もう覚えていません。兄は泣いていました。

 この日私は家族みんなにK君達のことを知られたので、もう部屋でコソコソする必要はないのだと思いました。だからK君に話しかけるつもりで、壁に向かってしゃべっていました。兄を泣かせたのはK君だと思っていたので、

「お兄ちゃんを泣かせるなんて、ひどいことをしないでください」

とK君に言っているつもりになっていました。実際に声に出して言っていました。

 そうしたら母と兄が2人でコソコソと話をしていて、

「壁に向かってしゃべってたっていいじゃない」

という母の声が聞こえてきました。この時2人は病院に連れて行こうとか話していたのだと思います。私は精神病ではないと思っていましたが、この苦しみには耐えられないと思うほど幽霊のいやがらせがひどかったので、苦しみがなくなるのならなんでもしたいと思っていました。だから翌日病院に行く時も抵抗しませんでした。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんはまだ寒いので全身をガクガクと震わせてきます。手足の震えは少なくなってきましたが、まだなくなったわけではありません。早く春になって暖かくなってほしいです。そうしたらガクガクもなくなるのに。ただ幽霊さんに関係なく、自分自身だけを見るとちょっと元気になってきました。料理が苦痛ではなくなったのです。お風呂も毎日入れるようになりました。夜寝込んでしまうことがほとんどないのです。この調子で元気になって、幽霊さんも減らしていけたらと思います。