幽霊に取り憑かれた花子

統合失調症患者の妄想と現実

一年の振り返り。の子さん達とK君達の間にいるということ。

 こんにちは。花子です。

 

 さて、もうすぐ一年が終わろうとしています。このブログも今回で今年最後となります。だからちょっと一年の振り返りでもしてみようかと思います。

 今年はイベントごとがほとんど中止で、書くことに苦労した一年でした。近くの公園でパン祭りなどがあったのに、今年は中止で、お茶のお祭りもウェブ開催となり、500円で観られていた映画も全くありませんでした。でもなんとか書くことを絞り出して書いていました。これから先書き続けられるか、ちょっと心配ですが、頑張ってみます。

 今年は無駄遣いや食べ過ぎに気がついて、それを改善しようとすることができた年でした。サンマルクカフェのモーニングに行っていたのですが、朝に起きられなくなって、終日モーニングをやっている、ホリーズカフェに行くようになりました。そこで毎日母と私の分、780円を朝ご飯兼昼ご飯に費やしていました。もったいないとは思いつつ、なんとなく毎日の習慣は変えられず、だらだらとモーニングを食べ続けました。

 でもある朝、早く起きて、お腹が空いていたので、ホットケーキを作ってみました。するとそれだけで満足できて、その日はモーニングに行きませんでした。それから、日曜日に新たに発見したカフェでオープンサンドを食べたことをきっかけに、家でもできるんじゃないかと思って、母とおうちモーニングを食べるようになりました。最初のうちはたまごサラダを手作りしてみたり、クリームチーズと生ハムを乗せてみたりと、工夫していたのですが、めんどくさくなり、上にジャムやクリームを塗るだけに落ち着きました。今も家で4枚切りの食パンを一人一枚トーストして、それを半分に切り、片方にミルククリーム、もう片方にピーナッツクリームを塗って、ほぼ毎日食べています。

 日曜日の昼は毎週外食なのですが、今年の初めの方は、家族4人で北海道料理屋によく行きました。でもお店が開けられないという事態に陥って、父と母と3人でお弁当やパンを買って公園で食べることもありました。なかなか安心して外に出られなかった日が続きましたが、なんだかんだで、毎日夕食の買い物はしていました。マスクをするのが当たり前になって、消毒液は至る所に置いてあるし、デイケアでも手洗い・消毒は必須です。これからの新しい生活様式に順応していかなければならなくなりました。

 最近の日曜日はハワイアンな感じのカフェで、週替わりランチを食べています。主菜、副菜、サラダ、スープ、十八穀米、コーヒー、ミニケーキで980円です。千円きってます。それがすごくおいしいし、週替わりなので、毎週違うものが食べられます。まだ同じものには出会ったことがありません。これからも飽きるまで行き続けると思います。

 今年は一回お休みをしましたが、また来年もこのブログを書いていきたいと思うので、どうぞよろしくお願いします。良いお年を。

 

 さて、いつものです。

 この頃K君は私の布団の足元あたりにいると思っていました。実体のない魂のようなものが私の近くに来ているのだと思っていたのです。K君がいると思っていたところを見ると、よく顔がイーッと歪みました。それはK君が私のことを良く思ってない証拠だと思っていました。私はその腹いせのような感じで、部屋から出る時はそのK君がいると思っていたあたりを睨みつけて、

「そこでおとなしく待ってろ」

とか頭の中で言ったりしていました。

 K君のことはある時からずっと敵対視していました。でもあまりにいやがらせがひどいので、仲直りしようと思いました。今から思うことですが、どうして気づかなかったのでしょう、敵対視していたら余計にいやがらせがひどくなりそうなことに。でもこの時は全く冷静に考えられない状態にありました。

 この時私は世界を見られる側と見る側とその間の3つに分けて考えていました。見られる側というのは芸能人や作家など、いわゆる有名人です。見る側というのはいわゆる一般人です。その間というのは私のことです。私はいつか見られる側に行くが、今はまだ見る側だという風に思っていました。

 部屋の中での子さん達がいると思っていたところとK君とNさんがいると思っていたところの間に座り、何かしら考えていました。何を考えていたか分かりませんが、大事なことは“間にいる”ということでした。見られる側と見る側の間にいるのだと私の周りにいると思っていた人達に示したかったのだと思います。の子さん達とK君達をつなぐ役目をしたかったのです。

 それまではK君を避けようとしていました。近づいてきたらどうするか考え、私は逃げるだろうと思っていました。家でひとりの時に実際どうするかをやってみたことがあります。その時は近づいてきたと想定して、家の中で本当に走って逃げていました。そういうのもあってK君は私にいやがらせをしてくるのだと思っていました。

 私の周りにいる魂のようなものだけになった時のK君は、の子さん達に憧れているのだと思っていました。だから実際に私が芸能人になってK君が芸能界に入れるようにしようとかではなく、私の周りの魂だけの世界でK君がの子さん達に近づけるようにしようとしていたのかもしれません。間に入って何がしたかったかというと、あまり深くは考えていませんでしたが、おおよそそういうことだったのでしょう。

 今日はここまでです。

 

 最近の幽霊さんは泣くほど全身をガクガク震わせてきます。実際に泣きました。紙に書かないといけないことがあったのに、震えのせいで書けませんでした。別に急ぐものではなかったので、問題はありませんでしたが。デイケアでちょっと疲れた時、それに便乗して、幽霊さんは私をしんどくならせてきました。そんなに長時間は続かなかったので、まあ大丈夫だったのですが。とにかく「早くいなくなれ!!」ただそれだけです。